恐竜を撮影するためにカメラを開発しています。完成は2021年8月
今回、探しに行く生物は未知の生物であり、恒温動物なのか?変温洞窟なのか?とにかく未知である。
恒温動物であれば熱感知センサーで感知して生物に反応してカメラが作動する仕組みのカメラであれば市販のカメラを使用することは可能です。
もし、変温動物だった場合、生物自体の動きにセンサーが反応するタイプのカメラにする必要があります。
ただ、生物自体の動きが早いのか?ゆっくりなのか?ほとんど動きがないのか?わかりません。大きさを考えるとワニぐらいかなと。。。
ワニのような生物と想定して試験的に撮影してみることになり、伊豆の体感型動物園イズーさんにお願いし協力していただき、ワニ舎で市販のセンサーカメラを試してみました。
結論としてセンサーの反応はあまり良くなく、仮にセンサーの強力なカメラを使用した場合、葉っぱが揺れたり、太陽光線で水面がキラキラ反射してもセンサーに反応するらしく。。。結局はすぐにメディアがいっぽいになるか?バッテリーが無くなるという連続撮影と同じ状況になってしまうことになりかねない。もう一つ懸念しているのはセンサーにうまく反応しなくて撮れていないという最悪の結果になってしまうことだ。
リスクマネージメントから考えると長い時間~たとえば1週間、連続撮影できるカメラとバッテリーで尚且つ、遠くに小さく写り込んでいた場合でも拡大してもある程度、何か?がわかる解像度。。。と考えると最低でもフルハイビジョンで撮影できる性能を有していることが条件になってくる。
そういった経緯があり、もはや自作でカメラを製作するしかないということになりました。
文責 吉田勝次
恐竜撮影のために、防水で頑丈で200時間連続撮影出来るカメラを開発中しています。IP65相当の防水機能、1080p 30fpsで撮影可能なものを目指して試作・評価中です。
またシングルボードコンピュータと呼ばれる超小型PCを内蔵しており、単なる撮影だけでなくカメラ単体でYoutube等でのライブ配信、暗視カメラや各種センサーの追加など、今回の探検が終わった後も色々な機能を後付けして汎用的に使えるよう工夫しています。
文責 國保幸起