登山を初めて間もない頃、23歳の私(吉田勝次)は北アルプスの山の帰りに立ち寄った本屋で「ギアナ高地(講談社 著者 関野吉晴)」を発見する。表紙の、岩壁から流れ落ちる滝の写真を見たとき、衝撃を受けました。夢中になってページをめくるたびに出てくる、見たこともない世界にドキドキわくわくの連続でした。
そしてそのあとがきの「ロストワールド探検記」。そこには、ギアナ高地に50年近く住んでいるリトアニア人(アレクサンドロ・ライメ 1986年当時76歳)がいて、彼がダイヤモンドを探しているときに台地上で遭遇した生物について書かれてありました。体長1.2m~首が長くて全身がうろこで覆われていてヒレがある生物が3匹、台地上の川の石の上でひなたぼっこしていたそうです。彼が描いたその時の光景のスケッチを関野さんは彼からもらいました。そのスケッチも「ギアナ高地(講談社 著者 関野吉晴)」に掲載されていました。
すべてはここからはじまりましたが・・・
しかしその後すぐに恐竜を探しには行かず洞窟探検に出会いのめり込み、気づけば30年の歳月が流れました
そして2020年、ついに!
「いつか恐竜を探しに行きたい!」ずっと心の奥にあった探求心。その「いつか!」が、ふと、メラメラと燃え上がってきました!
「恐竜を見つけたい夢」の再燃のきっかけとなる出来事がいろいろありました。まず関野吉晴さんと直接お会いできるご縁がありました。
そして、探検家として年齢を重ねてきて、体力、精神力、忍耐力が付き、そして何より、いい仲間に巡り合えて!行くなら今だ‼と感じました。
そして、恐竜探検隊結成へ!
プロジェクトの決行を2021年と決め、参加メンバーの招集を開始しました。
メンバーの条件は『人と自然に優しい、温かい心を持っていて忍耐強くユーモアのある人!』そして『2~3か月の探検に自分の時間を費やせる人』でした。ギアナ高地での探検は長期的に隔離された過酷な世界に身を置くことになりますから探検家として技術、スキル、体力などはとても必要な条件ですがそれ以上に精神力の方が必要です。そして仲間のことを大切に思う優しい心と愛がメンバー同士の絆を強くします。
勧誘の時の全員の返事が即答で「行きたい!」「行きます!」「行かない理由が見つかりません!」でした。
最強のメンバーで『恐竜探検隊2021』結成です!
恐竜の存在を信じ、一人一人が真剣にこのプロジェクトに挑戦します!
誰一人欠けることなく、このプロジェクトのために入念な準備をし、必ずや成功させ、無事に帰ってくるつもりです。
皆様、是非!応援よろしくお願いいたします。